4月14日の日記

2004年4月14日
仕事帰りにお金の無い私にとっては禁断の地である本屋に寄ってしまった…(@_@;)

婦人公論の表紙にドドーンと美輪サマがにこやかに微笑んでらしたので、思わず手に取る。
やはり、素敵なことをおっしゃってました。

その中で平家物語の一説をとり上げていて、やっぱいい文章だなーと思いちょっと調べた。

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を現す
驕れるものも久しからず 唯春の夜の夢の如し
猛き者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ

祇園精舎の鐘の音には、諸行無常…即ちこの世の全ては絶えず
変化をし留まることはない、とゆう響きがある。
沙羅双樹の花(白い椿に似たインド原産の花。日本では夏椿を指す。一日だけしか花を咲かすことができない)の色は勢いの盛んな者も、必ず衰えるものであるというこの世の道理を現している。世に栄え驕り高ぶる者も、その栄えはずっと続かず春の夜の夢のようなものである。猛々しい者もいつかは滅びる、それはまるで風に吹かれる塵のようなものである。

だいたいこんな感じの解釈だと思う。
『祇園精舎』とか『沙羅双樹』という言葉の響きが美しく授業で出てきた時も印象に残っていたのだけど、大人になってから読むととても深い意味がある文章だなーと思った。

お金がマジで無いのに嶽本野ばらさんの『鱗姫』『ロリヰタ』を購入。
ロリヰタは新刊のようです。

昨日買った「美しき殺人法100」読了。
いやはや、凄かった…
面白いと言ってはいけないんだろうけど、面白かったです。
外国も凄まじいけど、日本のも酷いです。
竹のノコギリを使ってジワジワと処刑する方法。
牛で四肢を引き裂くとか…。
人間ってどこまで残酷になってしまうのでしょう。

パチパチを立ち読みした。
今までラルクさんが表紙の雑誌は必ず買ってたんだけど
今回は買いませんでした。
何故でしょう…どうも買う気が湧かなかったのね。。。

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