ダンサー・イン・ザ・ダーク
2004年10月19日 映画ビョーク扮するセルマは、チェコからの移民。プレス工場で働き、唯一の楽しみはミュージカルという空想の世界を創りあげること。遺伝性疾患のため衰えていく視力と闘いながら、同じ病に侵された息子の手術費用を稼ぐため身を粉にして働く毎日。そのセルマにあまりに残酷な運命が待ち受けていた…。
「非の打ちどころのないすばらしい音楽の美と、不完全で醜悪な現実が並列して描かれている。同時に演奏する2つのオーケストラのように」と同名の書で評されているように、これほど観る人のあらゆる感情を暴力的なまでに呼び覚ますミュージカルはほかにない。ラース・フォン・トリアー監督が「ビョークはセルマであり、セルマはビョークだった」と述べたように、ビョークはセルマを演じるというよりも、セルマに心を宿したビョーク自身がメッセージを投げかけているようにみえる
これは…何とも悲劇的なお話でしたわ。
自分、ミュージカルって苦手なジャンルなので
しらーっとして見てたんですが、
物語の佳境に入ってくると涙無くして見れなかったです。
暗いといえば暗い。
音楽っていいもんだよね、とも言える…
でもラストがあまりにも残酷で痛かった。
見て暫くしたころにHYDEさんがこの映画の話をしていた。
セルマが工場で楽しく踊ってる風景や幸せだった頃に涙が出るって言ってたので「あ〜そうか、そんな見方もあるよな」って思いました。
影響されてるっぽいですよね、この音楽に。
ビョークが好きなのは意外でした。
★★★☆☆
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